結果を出す為にBody Typeを意識したトレーニング
これはボディタイプに関する3つ目の記事となります。前の記事をまだ読んでいない方は下記のリンクをクリックするだけで前の記事に飛べます。下記の2点をあらかじめ読むと今回の記事の内容がさらに分かりやすくなると思います。
・今のBody Typeを変えようよ!
・あなたはどのBody Typeですか?
さて、今回のテーマはボディタイプを意識したトレーニングについてです。自分のボディタイプにあったトレーニングをしないと効果があまりないと言うと多くの人は驚くが、事実です。
もっと簡単な例で説明しましょう。たとえば、減量したいということが目的で、超有名人のダイエット法に関する本を買ったとしよう。本の通にやっても体重がなかなか減らない。こういう経験は誰にでもあると思います。
あるいは学生時代数学に優れていた子の勉強法で数学を学んだことはありませんか。でも、成績は上がらない!
3つ目の例として、凄い筋肉質なボディを持っているマッチョさんのトレーニングメニューで必死にトレーニングをしてみたが、結果は?さっきの2つの例とまったく同じ・・・つまり、効果がない。
それはなぜかというとヒトはみんなボディタイプが違うからです。ボディタイプにあったカスタマイズされたトレーニングが必要です。
そこで、落ち込んでしまう前に、もっと自分のボディタイプを知ろうということを皆さんに伝えたいので、ボディタイプ別のトレーニング方法について下記します。
・Ectomorph(外胚葉型)⇒細くて体脂肪がほとんどない人をさします。
このボディタイプの人はトレーニング時下記のことを考慮すべきである。
トレーニング: 高重量と低レップ数が基本です。体に十分な刺激を与えるために6-8レップのかなり重い負荷を使ったトレーニングを目指すべき。1つの部位当たりのセット数は14-16がBESTといわれている。残念ながらこのタイプにとって有酸素性の運動はあまりお奨めできない。 有酸素性の運動(自転車をこいだり、ジョギングなど)は膨大なエネルギーを消費するため、体を作るに必要な「健在」が足りなくなってしまうので避けるべきです。筋肉質なボディを目指すのであれば、ジム外であまり運動しないようにしましょう。
食事: このタイプの人はもともと体重があまり増えないほうなので、食事量を以前よりはるかに増やすしかないです。換言すれば、食べ物から得るエネルギーを筋肉に変えていくということになります。従って、十分なエネルギーがなければ、体も成長しないので、気をつけましょう。
・Mesomorph(中胚葉型)⇒もともととても筋肉質な人です。
このタイプのヒトのカラダはわりとよくトレーニングに反応するため、あまり注意すべきことはありません。
トレーニング: 自分が得意とする種目ばかりではなく、できるだけ多くのエクササイズをトレーニングメニューに入れましょう。そうすることによってバランスの良いカラダに成長していくからです。部位当たりのセット数は16-20で問題なくトレーニングができるといわれています。
食事: カラダが体脂肪を燃やすマシンであっても、食べすぎには注意すべきです。一年中割れた腹筋を維持したければ、標準体重を5キロ以上超えないほうがいいでしょう。なので、何を、いつ食べるかをよく考えましょう。たんぱく質も体重1キロ当たり2.2g程度とるようにしたほうがさらに早い筋肉の成長につながります。
・Endomorph(内胚葉型)⇒太りやすいボディタイプの人を指します。
このタイプの人もわりと簡単に筋肉をつけることができるが、問題となるのは体脂肪です。
トレーニング:トレーニング時もっとエネルギーを消費させる目的で負荷を少し下げて高レップのトレーニングを心掛けましょう。セット当たりのレップ数は少なくとも10-12くらいが理想的で。セット数も多めで構わないが、筋トレに加えて必ず有酸素運動が必要となります。筋トレ直後に自転車を漕いだり、ジョギングをしましょう。筋トレも当然ながらエネルギーを消費する運動ではあるが、有酸素性の運動のほうがさらに多くなります。1回30-40分程度行いましょう。
食事: 五大栄養素(たんぱく質、炭水化物、脂質、ミネラル、ビタミン)は全部しっかりと取るようにするのがポイントです。体脂肪がつきやすいからといってたとえば炭水化物あるいは脂質をゼロにするという考え方は間違っています。ゼロにするより、全部をバランスよく取るのが基本でありので、
計画的な食事コントロールが大事です。ところで、ここでいうバランスのいい食事というのは炭水化物=55%、たんぱく質=30%、脂質=15%がほとんどのヒトに理想的な割合であります。
最後になるが、どのボディタイプにしても、十分な休みも忘れないで下さい。運動において多ければいいという考え方は当てはまらないし、かって逆の効果があります(オーバートレーニング)。体は休んでいる時に成長していくからです。少しでも疲れていると感じたらその日はトレーニングを休みましょう。
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